天狗の手が取り戻す筋肉の機能 土踏まず

こんにちは。天狗の手です。

土踏まずの話をしましょう。

土踏まずとは足の裏にあるアーチのこと。親指からかかとに向けてのカーブである「内側縦アーチ」。小指からかかとに向けてのカーブである「外側縦アーチ」。その2本を結ぶ「横アーチ」の3本で構成されています。

それぞれに役割があり、内側縦アーチは歩行時、着地の際の衝撃緩和。外側縦アーチは重心の横揺れのバランスをとる。横アーチは重心の縦揺れのバランスと、進行方向への推進力の発生です。

この中で最も弱くなってしまっているのが横アーチの力。テストをしてみましょう。1.両足を握りこぶしひとつ分ほど開いて立ちます。

2.足指だけでなく足の裏全体で床を掴むようにして前へ進みます。足指でタオルを引き寄せる運動がありますね。あの運動をもっと足の裏全体で「グー」をするようなつもりで、かかとは浮かさず両足一緒に動かします。膝や腰を使わずに進みましょう。

どうでしょうか。進みましたか?

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このトレーニングは私が学生時代、剣道部の顧問の先生から教わったものです。友人に誘われて剣道部に入部したものの、周りはほぼ経験者。私はほとんどの時間を素振りとこの「土踏まず歩行で体育館1周」で過ごしたものでした。

しかし、その甲斐あって入部して半年で私は学年で1,2位を争うほど短距離の速い足を手に入れ、高校では陸上部で頑張りました。

私は生まれつき股関節が脱臼しており、生後しばらくはコルセットを使用していました。小学校を卒業するまで足も遅くて、とにかくよく転んでいました。ひどい扁平足で「矯正シューズ」なるものを履いていましたが、何の効果もありませんでした。そして、中学での土踏まず歩行。

その時はもちろん理論のことなどまるで分かっていませんでしたが、その時期を境に転ばなくなり、いつも猫背だった姿勢もみるみる良くなっていきました。

専門的に学び、初めて子供時代の体験と理論が結びついた時には本当に感動したものでした。

土踏まずは単なるカーブではありません。体を支え、行きたい方向へと運ぶ。膝、股関節、体幹との連動。膝や腰の痛みを防ぐ。土踏まずの持つ運動神経が伴って初めて力を発揮するのです。矯正道具を使うなら、尚のことトレーニングは必須です。バランスをとること、推進力を鍛えること。ただでさえ弱い現代人の土踏まず。筋膜リリースでしっかりとケアし、鍛えていきましょう。

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