天狗の手が取り戻す筋肉の機能 土踏まずの機能2

前回に引き続き「土踏まず」の機能について。前回は土踏まずの3本のアーチが持つそれぞれの役割について説明しました。

今回は「土踏まずと体幹の連携システム」について紹介します。

土踏まずは「目」の役割を持っています。地面の状態がどうなっているのか。坂道か砂利道か平坦なのか。バランスをとることで情報を伝えます。

情報を受け取るのは「多裂筋(たれつきん)」という背骨についている小さな筋肉群。この筋肉が土踏まずからの情報を受け取り、「腹圧をかけろ!」という命令を横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群に出します。この4つの筋肉を総称して「インナーユニット」と言います。

 

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命令を受けた筋肉群は「腹圧」をしっかりかけて背骨や肋骨を支えます。 この仕組みのことを「正しい姿勢」という。「正しい姿勢」は背骨を伸ばして意識的に作るものではありません。二本足歩行の人間に備わっている運動機能の一つなのです。 ところがわたしたち現代人はこの機能が著しく損なわれています。 理由はアスファルトになったから。 バランスをとる必要がなくなり、運動神経が低下しているのです。 土踏まずそのものの機能だけでなく、インナーユニットとの連携の機能も低下した私達現代人は、背骨や肋骨を支える力も弱くなり常に肩こりや腰痛に悩まされています。 「筋肉の機能の低下」これこそが慢性の痛みの原因なのです。 温めたり揉みほぐしたりで筋肉の機能は戻りません。 筋肉の機能が低下すると血行も悪くなる。悪くなった血行を一時的に良くしても根本的な解決にはならないのです。 目を瞑って片足立ちで立てますか?バランスが悪い状態になった時、下腹部に自然と力が入るのを感じますか? あなたの筋肉の機能は正常に働いているのでしょうか。意識して背筋を伸ばすのではなく、自然とそうなっていることが大切なのです。 その為に必要な筋肉の機能の一つ「土踏まず」。 筋膜、筋肉のケアを行い、しっかりと取り戻しましょう。

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