股関節が痛い。腰が痛い。杖が無いと歩けない。両足の股関節を手術した(六十四歳女性)

長い時間動いても痛くない体になりたい!

 

女性は二十年の間に右足の股関節を二回、左足の股関節を一回、手術をしていました。

歩行状態は手術前より改善されたものの、杖をとって歩けるまでには至らなかったそうです。

長時間の歩行や階段の上り下りも負担が大きく痛みを伴い、ついには歩けなくなることも。

「やっぱり手術してもすぐには歩けるようにはならんのですね・・・」

天狗の手ではよくこんなセリフを耳にします。「手術したけど歩けない」「手術は絶対ダメですよね。」

手術が悪いのでしょうか。手術などしなければ良かったのか?

a0cf01bd4d694e09c6d8619ca6cc74f3_s

いえ、そうではありません。そもそも手術をしなければならないほど悪くなっていることが問題なのです。

手術するほどまでに悪くなっている股関節は関節だけでなく筋肉も筋膜も靭帯も全てに問題があります。手術をしたからといって筋膜の癒着や筋肉の緊張が取れるわけではありません。

本来なら、一度手術の前にできるだけ筋膜の癒着と筋肉の緊張を取り、また手術後に改めて施術するのがベスト。これをやるのとやらないのとでは施術後の経過も結果も全く違います。

実は女性は今回の手術前からきちんとケアを行っていました。

女性の希望は、股関節や足腰の痛み無しに生活が送れるようになること。そして、できれば杖を使わない歩行ができるようになること。

そのためには筋肉の癒着や緊張を取り除き、筋肉の機能を取り戻さなければなりません。術後の本格的なケアです。

手術はしているので関節の動きは問題ありません。歩けない理由は筋肉の機能低下にあります。何しろ、最初の手術から20年が経過しているんです。

女性は片足で立ち上がることも土踏まずに力を入れることもできませんでした。

「痛みを気にせず、自分がやりたいと思ったことをできる人生を送りたい。」

 

筋肉の機能回復が痛みの無い体を作る

 

■膝を安定させる

 

太ももの前面には大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という大きな四本の筋肉が付いています。このうちの三本は大腿骨(だいたいこつ)という太ももの骨を安定させる大切な役割の筋肉です。この筋肉が癒着や緊張を起こすと膝の皿が動かなくなり、膝が安定しなくなります。

実は現代人はこの筋肉がしっかりと使えていない人が多い。

膝が過伸展(かしんてん)といって伸びすぎてしまうと筋肉を使わずに膝の関節や腰の関節で立っている状態になり、膝や腰に負担をかけてしまう。

この筋肉と周辺の筋膜をしっかりとリリースします。
ゆとく4

そして太もも後面の筋肉群ハムストリングス。長年杖に頼っていたせいでこの筋肉も使わなさすぎて固まっています。

当然、筋膜も癒着が激しい。丁寧に丁寧にリリースを行います。

ゆとく

施術前は力が入りづらかった大腿四頭筋に力が入るようになり、筋肉にしっかり反応が出てきました!

続く

関連記事

PAGE TOP