トレーニングをしているのに何故?痛くて動かなくなった。
男性は三十年以上筋トレを続けている筋肉質の体。
故障をしないように入念なストレッチや有酸素運動も続けており、体づくりには特に自信がありました。
それがある時から腕の付け根が鈍い痛みを発するようになり、ついには痛くて腕が動かなくなったのです。
「ストレッチも筋トレもジムでトレーナーの助言を受けながらしっかりやってる。」
それなのに何故?と本当に疑問だったといいます。
病院では五十肩と診断され、リハビリトレーニングも教わりました。
早く動けるようになってトレーニングを開始したいと天狗の手を利用する事に。
「四十肩、五十肩」。名前はよく聞くが、具体的には一体何が起きているのでしょうか。
筋肉と関節はチームで働く
■ローテーターカフ
筋肉や関節は単体では動きません。必ずチームで働きます。今回は五十肩、肩関節の働きを見ていきましょう。
肩関節のは腕の骨である上腕と肩甲骨、鎖骨、肋骨、背骨がチームで働く事で正常に動きます。
これを「運動連鎖」といいます。
五十肩はこのシステムが壊れて、肩関節周辺の筋肉に負担がかかり、肩甲骨に付着する四つの筋肉群の腱「回旋筋腱板(ローテーターカフ)」が炎症を起こしてしまう事が大きな原因です。

EPSON MFP image
ローテーターカフを構成する筋膜の癒着と筋肉の緊張を取り除きます。
続く