こんにちは天狗の手です。
8月から始まった新しい施術の紹介を研修の様子からお届けします 。
まずこちらのツールをご覧ください。

これは太もも前面の筋肉の絵です。
そして、 筋肉の上にかぶさっている線は筋膜が腱を通じ膝のお皿下の靭帯へ とつながっている様子。
筋肉の端は「腱」になっています。実はこの「腱」 は筋膜が変化したものなのです。そして、 腱は関節を守る靭帯へとつながります。
靭帯の下は関節を包む風船のような「関節包」があります。
筋膜が癒着を起こすと、 当然筋膜の集合体である腱も引っ張られます。
そして、関節包も。 引っ張られた関節j包は滑膜から滑液が分泌できなくなり、 やがて関節を痛めます。
そうです。
関節が痛いからと、 関節のことだけ処置をしてもぶり返す原因はそもそもの根本原因で ある筋膜をケアしていないから繰り返すのです。
では実際の膝の施術の研修から。
まずは根本原因である太もも前面の筋肉の筋膜をリリースしていき ます。
ちなみに、よく聞かれるのですが。「リリースって何?」「 ストレッチと何が違うの?」というご質問。
詳しくは次回説明しますが、 リリースとは多方向に解きほぐすこと。 ストレッチとは一方方向への刺激です。
天狗の手ではまず深筋膜を多方向に解きほぐすリリースをかけ、 その後深部の筋肉にストレッチをかけます。

そして。腱。腱は筋膜が変化したもの。 膝蓋骨で靭帯と合流します。腱も靭帯もしっかりとリリース。

最後に膝関節の関節包をストレッチ。 関節包も正常な状態に戻ります。
それでは機能テスト。
大腿骨が安定していると、股関節を後ろに伸ばした際、 しっかりとお尻の筋肉に力が伝わります。
このシステムが壊れていると、 お尻よりも腰の筋肉や太もも後面のハムストリングスに力が入り、 腰痛や足の痛みの原因になります。
よし!正常になった。
膝痛の皆様。
天狗の手で根本原因からしっかりと取り除きましょう!
皆様のお越しをお待ちしております。