膝痛、腰痛、股関節痛。膝の仕組みは面白い!⑤股関節への影響

こんにちは天狗の手です。

膝についての勉強、最終回は膝の前面。膝の皿、膝蓋骨の影響です。

膝の前には丸い骨があります。これを膝蓋骨と言います。

膝蓋骨には二つの仕事があります。

①膝の関節をキュッと締めて安定させる

②太ももの骨である大腿骨が動く際、てこの役割で大きな力を発生させる。

つまり、膝関節の安定と股関節の動きに関わります。

まずは膝蓋骨が正常に動くかをチェックしてみましょう。

天狗の手では定期的に行う「姿勢と健康」講座で必ずチェックします。

img_0776

きちんと動く、内側に動かない、外側が硬い、そもそも動かない、グラグラと動きすぎる。

どうですか。

img_2596

前回、膝窩筋の時にお話ししましたが膝は伸展時、つまり伸ばした時にロックがかかります。この機能のおかげで私たちは長時間立つことができます。

このロックの際、膝関節を締めてくれるのが膝蓋骨なのです。

膝蓋骨の動きが悪いと、ロックがしっかりとかからず立つだけで足に負担がかかります。

そしてやがて膝が伸展できなくなり、曲がった状態に。膝の関節そのものにも大きな負担をかけます。

それだけではない。股関節の動きにも影響が。

私たちは本来、太ももの骨を後ろに引いて歩きます。足を前に出して歩くのではありません。

土踏まずで地面を掴み地面を蹴って、脚が後ろにグッと引かれた状態を「立脚」。

蹴り終わり、引き終わった脚がブンと勢いで前に振られる状態を「遊脚」と言います。

遊ぶ脚。脚が振られて遊んでいる状態。これになるためには、土踏まずのつかみと蹴りだし、大腿骨の引きが力強く行われていなければなりません。

6b7aa7aae678a228375929c80fb30115_s

この時にてこの原理を使い、大腿骨を動かしてくれるのが膝蓋骨です。

膝蓋骨の動きが悪いと、テコがしっかりと働かず大腿骨の力強い引きができません。

結果、脚が弾けないから仕方なく脚を前に出して歩く、という全くメチャクチャな歩き方になってしまいます。

ドタドタと音を立てて歩く。長時間歩くと膝や腰が痛くなる。股関節が痛い。

様々な症状が出ます。

それを治し、防ぐために膝の前面部をしっかりとリリースします。

img_2545

 

ここまで全5回に渡り、膝の勉強をしてきました。

二本足歩行の私たちに与えられた素晴らしい「膝」という仕組み。

膝をリリースしながら、毎回「よくできてるよなぁ。この構造を考えた存在って本当にすごい!」といつも感心します。

同時に「痛いから薬、注射、筋肉をつけるではなく、もっとまずはこの素晴らしい膝の仕組みを知ってほしいなあ。」とも思います。

よく、電化製品の機能やシンカヲすごいと褒めるのは聞きますが、当たり前にある自分達の体の機能を褒めるのはあまり聞きません。

痛いとすぐにそれを無くそうとする。もう何十回も行っていますが、痛みは先生です。

膝一つにしてもこれだけたくさんの仕組みがあり、それが毎日機能している。

なのにメンテナンスをしていない。

そもそもどんな機能があるのかすらも知らない。だから、その機能が壊れて痛みを生じた時にどうしてよいか分からず右往左往してしまう。

そんな負のルーティーンから抜け出してください。

世界で初めて超高齢化時代に突入した私たち日本人。「元気に歩ける体」これを維持することは私たちの大きな課題の一つです。

「足腰じょうぶ」天狗の手はこれからも皆様の健康な体づくりをサポートし続けます。

関連記事

PAGE TOP